
「AIで漫画を作れる!」と聞いて試してみたものの、無料のはずがすぐに課金を求められてガッカリしたことはありませんか?
生成AIを使った漫画作成サービスは増えていますが、多くは「トークン消費型」で、失敗を繰り返すうちに、あっという間に課金地獄に陥ってしまいます。
ですが実は、本当に完全無料でAI漫画を作れるアプリが存在します。
さらに、制限付きながらも無料で使えるサービスを組み合わせれば、コストをかけずに十分な作品を生み出すことも可能です。本記事では、
・「完全無料」で漫画を作れるアプリ
・「制限付き無料」で試せるサービス
・課金せずにAI漫画を作るコツと裏ワザ
について、実際に私が試した方法を、詳しく解説します。
これを読めば「どのアプリを使えば本当に無料で漫画を作れるのか」がわかり、無駄な出費を防ぎつつ、あなたのアイデアを漫画として形にできるようになりますよ♪
目次
AI漫画作成は本当に無料でできる?課金の落とし穴

「無料」と書かれているAI漫画サービスは数多くありますが、その多くは課金モデルが隠れています。特に注意が必要なのが「完全無料」と「制限付き無料」の違いです。
ここを理解していないと、思わぬ出費につながります。では次に、完全に無料で使えるアプリを見ていきましょう。
無料のはずが「トークン消費」で課金が発生する仕組み

「AIで漫画を作れるらしい!」とワクワクして調べてみると、無料と書かれたサービスが数多く見つかります。
しかし、実際に使ってみると「無料のはずが、すぐに課金が必要になる」という経験をされた方も多いのではないでしょうか?
その理由は、多くのAIサービスが「トークン制」を採用しているからです。トークンとは、AIに命令を送るときのポイントのようなもので、生成するたびに消費されていきます。
最初は「無料トライアル」として一定のトークンが付与されますが、数回使っただけで使い切ってしまい、追加購入を求められるのです。

これには、画像のような理由があるのですが、使用する側としては失敗したものに何度もトークン消費されてしまっては、困るわけです。。。
たとえば「1ページの漫画を10枚生成しただけで無料分が終了」といったケースも珍しくありません。結果として「もう少し試したい」と思った瞬間から課金が必要になり、知らぬ間に課金地獄に足を踏み入れてしまうのです。
しかも、AI漫画生成は失敗も多い分野。キャラクターの手が6本あったり、コマ割りが崩れていたり、納得のいく作品を作るまで何度も生成を繰り返す必要があります。
つまり、「失敗してもトークンが減っていく」というのが大きな落とし穴なのです。
漫画家に依頼すると5〜20万円かかる現実との比較

従来、漫画制作をプロの漫画家に依頼すると、コマ数にもよりますが、記事LPで1作品あたり8〜20万円以上かかり、仕上がるまでに早くて2週間程度の時間がかかるのが相場でした。
私の場合、仕事で広告出稿するための漫画記事LPを作成していたため、1作品あたり20万近くコストが掛かったのにも関わらず、売上に繋がらずゴミ化。余裕で数100万円以上のマイナスになることもありました。
他にも、たびたび、以下のような問題に遭遇しました。

・セリフを修正したくても、PSDファイルがない→Photoshopの使い方を覚えてセリフを修正
・ストーリーの一部を変えたくても、漫画が描けず、歯抜け状態に…
・漫画家さんに修正依頼をすると、時間もコストもかかり大赤字に…
・仕方なく、自力でデジタルイラストを書いて、漫画が描けるようになった…
(ただし、プロではないため、構図に苦戦する…)
・YouTube動画にしたいけど、ベタ描きされてるから、くり抜いて動画編集も覚える…
※ただし、苦境を乗り越えすぎて、スキルだけが謎に磨かれました…汗
AIを使えばそのコストを大幅に削減できる可能性があります。
ですが、課金型のAIサービスを複数、使い続けていると、結局は毎月数千円〜数万円の出費になりかねません。(固定費で結構な額が飛んでいきます…)

これでは「コスト削減」の目的から外れてしまいます。だからこそ重要なのは、「本当に完全無料で使えるAI漫画作成アプリ」を見極めることです。
この記事では、課金の心配なく利用できる数少ない完全無料ツールを紹介します。
完全無料でAI漫画を作れるアプリは?
AI漫画を本当に無料で作れるのはごく限られたサービスだけです。その代表格が「Manga Editor Desu」。
ここでは、その特徴と導入方法を解説していきます。
Manga Editor Desu(完全無料・ローカル型)
現段階で、私が知っている完全に無料でAI漫画を作れる数少ないアプリが「Manga Editor Desu」です。
これはPCにインストールして利用するローカル型のアプリで、一切の課金を必要とせず、生成AIを使った漫画作成が可能になります。
LoRAもダウンロードしてきたものから自由に使用でき、シード値も設定できるので、画像の固定も可能です。
連携できるAIは、【WebUI or、Forge】もしくは、【ConfyUI】です。
どちらも、ローカル上でAIが動くように、コマンドプロンプトや、ターミナルを使う必要が出てきます。
(故に初心者向きではありません)
Manga Editor Desuのメリット
『Manga Editor Desu』の最大のメリットは、課金モデルが存在しない点です。
利用回数や生成数に制限がなく、何度失敗しても追加料金はかかりません。
トークン消費に悩まされる心配もなく、じっくりと自分の理想の漫画を作り上げられるため、本格的に漫画を使って作品を作りたい方にとっては、神アプリとなります。
【参考記事】
【AI 漫画】Manga Editor DESU ! - 最強の無料マンガ創作アプリ の使い方!
Manga Editor Desuのデメリット

一方でデメリットもあります。
『Manga Editor Desu』はローカル環境で動作するため、PCのスペックが不足していると動作が重い、画像が生成が遅い、、クオリティが低いなどの問題が発生します。
※ローカル環境とは…インターネットから独立した個人のパソコン上に構築された作業環境のこと
※PCスペックが問題なければ、デメリットではなくなる。
ちなみに、スペックが低くても、漫画の形に整形するツール自体は開きますし、触れます。
ですが、AIが対応していない(Pythonやライブラリがインストールできない等もろもろの問題がある)ため、すでにある画像を切り貼りしながら漫画は作れても、AI生成ができなくなってしまうのです。。。
私の使っていたMacもOSがIntel Macで古く、AIのインストーラーすらも❌と表示され、インストールできませんでした。
が、古いPCでも導入する方法を見つけたので、それで私は対応しました。
また、導入にはある程度のプログラムスキルが必要です。
例えば、PythonのライブラリからAIインストールが必要になるため、PC操作に自信がない人には少しハードルが高いかもしれません。
Manga Editor Desuの導入手順(ざっくり)
導入の手順は、以下の通りです。
1.公式ページからアプリをダウンロード
https://new-sankaku.github.io/SP-MangaEditer/
2.必要なライブラリ(ComfyUI、WebUIなど)をインストールして、ローカル環境を構築する
3.アプリとAIを、API連携させる
4.アプリを起動して漫画制作を開始
細かい設定は必要ですが、手順を踏めば完全無料で漫画制作が可能になります。
特に「本格的にAI漫画を作りたい」「課金ゼロで研究したい」という方には最強の選択肢です。
PythonのAIライブラリの導入方法と、ローカル環境構築法
①AIライブラリの環境構築は、参考にさせていただいた各種サイトを掲載します。
>>今から始めても遅くない!ComfyUI初心者ガイド - ①環境構築と基本操作
※Stability Matrixを導入すると、ComfyUIはWebUIをインストールできます。
※今後、WebUIを起動したい時は、このStability Matrixから起動することになります。
②『Manga Editor Desu』のローカル環境構築&API連携
>>【マンガ生成AI】Manga Editor Desu! ローカル環境構築
※こちらは、Stable DiffusionでWebUI、Forge、ComfyUIを入れた場合の対処法です。
※Stability Matrixを使うのであれば、ファイルを書き換えずとも、Stability Matrixの設定でパラメータを設定できます。
③使い方をマスターして漫画を作る。
使い方を解説されてる記事があったので、掲載します。
制限付きで無料利用できるサービス
完全無料は魅力的ですが、シェル(ユーザーとコンピュータのOSの橋渡しをするプログラム)がわからない方は、導入や環境のハードルが高いと感じるかと思います。
そんな方には、制限付きながらも気軽に使えるサービスがあります。
代表的なものとして「anifusion」を見ていきましょう。
anifusion(制限付きフリープラン)
anifusionもまた、AIで漫画を生成できるサービスです。
一定回数までは無料で利用できるものの、本格的に使い続けるには有料プランに登録する必要があります。
制限付きではありますが、UIがシンプルで初心者にもわかりやすく、まず試してみるには良い選択肢です。
ちなみに、Anifusionはブラウザ上で動作するツールですので、インストールは不要です。
<anifusionの料金プラン>

Anifutionを使ってみた感想
ソフトの表示自体は日本語に対応しており、テキストでプロンプトを入力すると、キャラクターやシーンを自動生成してくれるので、使い心地は抜群!
(ただし、プロンプトは英語で入力した方が精度が高いため、英語がわからない方は、翻訳アプリを使ってプロンプトを入力しましょう。)
良いなと思ったのは、感覚的にサクサク操作できる点と、AIキャラクターシートを登録できるということ。
AIで画像生成をすると、どうしても、キャラクターの特徴が変わってしまったり、身につけてる服装などが変化してしまいます。それを回避するために、シード値というものがあるものの、設定しても人物の固定具合が微妙に変わったりします。
ですが、最初からキャラクターを登録できるので、キャラ変動が減りります。そして、背景の除去、ポーズも指定できたり、とにかく機能が豊富!
絵心がなくても、ストーリー次第で、いい感じの漫画を作れるため、漫画制作に興味がある方に最適です。
ただし、月単位で付与されたクレジット(トークン)からどんどん消費されるため、制限を超えないように注意しましょう。
Anirole(旧:悪魔AI)

引用:anirole公式サイト
こちらは、漫画作成というよりAIイラスト作成サイトです。商用利用可能な漫画風イラストが生成できるので、イラストを駆使して漫画を制作することが可能になります。
料金は以下の通りです。

Googleでログインしたところ、ログインボーナスを16コイン付与されました。


キャラやシナリオ創作ができる「物語型AIチャット」や、リアルタイム生成などもありますが、操作性はchatGPTと似ていました。(ただしchatGPTよりは、LoRAが使えるので画像のクオリティは高くなりそうです。
Comic AI Generator(海外系)


海外サイトなものの、日本語に対応しており、無料でも毎日100クリエイトポイントが付与されます。
プロンプトからキャラクターの表情や背景、セリフを含めたコマ画像を生成でき、作成時は通常の漫画と、Webtoonから選択できます。

最初ストーリーをずらっと貼り付けるのかと思いきや、1行単位で分割されました。

そして、画像生成をクリックするも・・・エラーに。
結構待たされた挙句、エラーなので、ストーリーと書いてますが単語で入力してみました。

が、しかし!エラー・・・。
ちょっと使い方が、感覚での操作では難しいようです。
生成AIで漫画を作る流れとコツ
AI漫画作成を成功させるためには、単にツールを選ぶだけでなく「使い方の工夫」が大切です。
①シナリオを決めておく

まず重要なのはシナリオです。AIに丸投げすると破綻したストーリーになりやすいため、簡単なプロットを事前に用意しておくと安定した漫画ができます。
たとえば「主人公が冒険に出る→敵に遭遇→勝利する」という3ステップの物語だけでも十分です。
②キャラクター設定

次にキャラクター設定です。登場人物(キャラ)の名前や性格を明確に伝えることで、同じ人物を複数のコマで再現しやすくなります。
背景も同様に「学校の教室」「近未来都市」など具体的に指示すると、より自然なコマ割りになります。
本格的な漫画を描くわけではない場合は、登場人物の人数は少なくしましょう。
たとえば、私が仕事で使うような漫画記事LPの場合、さほど長いストーリーでもないのに、主要な登場人物が5人も6人も登場したら、読者は話が頭に入ってきません…。
話がスッキリ伝わるように、登場人物も絞りましょう。
③試行回数が勝負
さらに、無料ツールを使う場合は「試行回数が勝負」です。
Manga Editor Desuのように完全無料であれば失敗を恐れずに何度も生成できます。
ですが、Anifusionのような制限付きサービスでは、月のクレジット制限を意識しながら効率よく生成する工夫が必要です。
課金せずにAI漫画を作成する裏ワザ
AIが対応しているPC端末のスペックやOSであれば、『Manga Editor Desu』を使えば、課金を一切することなく、漫画はつくれます。
なんなら、Loraなども入れられるので、自由度は高く、UIは違いますが、Anifusionの無課金版といった感じです。
ですが、「スペックやOSが厳しい…」という方の場合、苦渋を飲む形になるため、そんな方でも、課金せずにAI漫画を楽しむためには、ちょっとした工夫をする必要があります。
①複数の無料サービスを組み合わせる

まず、複数の無料サービスを組み合わせる方法です。
PCスペックに限界がある場合は、AIを導入できても、生成画像の出力に限界があり、出力が遅かったり、期待通りの出力結果にならないことが多いです。
(実際、私もやったので、その過程は、別途記事にします)

そこで、GeminiのNanoBananaや、Anifusionをサブ的に活用して、画像だけを出力します。
そして、その画像を「MangaEditorDesu」のコマに設定することで、なんとか漫画は作成できます。(ただし、単調な漫画になることはご容赦ください)
また、AIへの指示(プロンプト)を工夫することも重要です。無駄に複雑な指示をすると生成に失敗しやすく、制限付きサービスではすぐに無料枠を消費してしまいます。
シンプルかつ具体的なプロンプトを心がけることで、効率よく漫画を作れるようになります。
②無料トライアルを使い倒す
さらに、無料トライアルを賢く使うのも裏ワザのひとつです。
サービスによっては「初回だけ数100回分の生成が無料」といったキャンペーンを行っている場合があります。複数サービスを渡り歩けば、実質的に長期間無料で利用できるのです。
ただし、キャラに変動が出てしまうので、そこは別途、工夫が必要です。
(たとえば、シード値は必ず指示する。一貫性レベルが凄すぎると言われてるGoogleの画像生成AI「Nano Banana」を使って、組み合わせて編集するとか)
仕事で使う場合、無料だけで頑張ろうとすると、時間的コストが勿体なかったりもするので、必要に応じて有料AIを使うのが便利です。
まとめ|完全無料でAI漫画を始めるならManga Editor Desu

AI漫画作成には「無料」と「制限付き無料」がありますが、本当に完全無料で作れるのはローカルアプリのManga Editor Desuです。
PCスペックと多少のスキルは必要ですが、一度導入すれば課金ゼロで無限に漫画を作れるのは大きな魅力です。
一方、PC環境が整っていない人は、
・ Anifusion(制限付き無料プラン) をうまく活用する
・画像を組み合わせて、Manga Editor Desuで漫画を整形する。
のがおすすめです。
無料枠を組み合わせれば、十分にコストを抑えつつ漫画を作り続けられます。漫画家に依頼すれば数万〜数10万円かかるところを、AIなら無料で挑戦できる時代です。「やってみたい」と思ったその瞬間が始めどき!
1年後に「もっと早く始めればよかった」と後悔しないために、まずは無料のManga Editor Desuを試してみましょう。






